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バイアグラ登場前の治療方法

バイアグラの登場により、EDは治療可能な症状となりました。しかし、それ以前は決定打となる治療方法も確立されておらず、国や時代によってさまざまな手法が試されてきました。
「男性が悪いのではなく、女性側の態度に問題があるからだ」などという説もまことしやかにささやかれるなど、男性だけでなくパートナーの女性にとっても深刻な問題となっていました。

◆魔女がつくる秘薬!?

EDの問題を解消するため、古くからさまざまな治療薬が試されていて、有名な千夜一夜物語の中にも精力剤の作り方が掲載されています。
他にも、インドのアーユルヴェーダや中国の漢方など、世界中で古くから伝承されている治療薬が残っています。

中世になると、野草や牡蠣など数種類の材料を調合するような方法も盛んに行われるようになっていきます。特に西洋では、これらの調合を行う人を「魔女」と呼んでおり、「魔女狩り」のような悲惨な出来事が起きる前は、薬を調合してもらうことはごく一般的に行われていたようです。
「魔女の秘薬」「媚薬」などは、今でも昔話として残っていますが、これは精力アップ効果の高いハーブや食品と、大麻などの幻覚作用があるものを混ぜ合わせたものだったのではないかと考えられています。

◆その他の民間療法

薬を用いず、マッサージなどでEDを改善する方法も、世界中に数多く残っています。
代表的なものはタイ式睾丸マッサージで、効果が高いとして現代にも残っています。睾丸をつかんで、もんだり引っ張ったりするだけという非常にシンプルなマッサージで、ペニスの血流を改善させて勃起を促すというものです。

また、中国では昔から鍼灸で治療を行う人が多く、そのメカニズムも確立しているようです。

日本では、ペニスに水をかけて冷やすという金冷法が江戸時代から行われてきました。こちらもごくごくシンプルで、水とお湯を交互にかけ、血流を改善し、勃起しやすくするというものです。
科学的にみても理にかなったやり方で、泌尿器科の医師から勧められることもあるようです。

いずれも、古くから伝承され、今なお現役で残っていることから、一定の効果が期待できると言えるのではないでしょうか。

最近では、ペニスを支える筋肉を鍛えるという方法も有名になってきました。骨盤底筋群、別名PC筋と言われる局部周りの筋肉を鍛えることで、勃起時に流れ込んだ血液をペニスに留めることができるようになり、勃起力や持続時間が長くなるとされています。

方法は、おしりの穴を5秒間縮めて、5秒間緩めるだけという、こちらもシンプルな方法となっています。

便利な世の中になり、昔の人に比べて足腰が弱っていると考えられますが、そのために性器周りの筋肉も衰えがちだと考えられているのです。

簡単でお金もかからず、今すぐにでも実行可能です。ものは試しにやってみてはいかがでしょうか。

◆バイアグラは夢の薬!

多くの治療方法が今に伝えられているところをみると、歴史的にもEDで悩む男性は少なくなかったのではないかと考えられます。
特効薬がない時代には、まさに「藁にもすがる」思いでさまざまな治療を試したことと思われます。

バイアグラは、これら多くの男性だけでなく、そのパートナーである女性にとっても「夢の薬」として、人生を再び明るく前向きに生きる力を与えたものと思われます。

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