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意外と知らない?男性器のしくみ

男性器には「泌尿器」としての役割と「生殖器」としての役割があります。EDについて考える前に、まずは男性器の基本的なしくみについて見ていきましょう。

尿道と、3本の海綿体でできている「陰茎」

陰茎の中で、尿と精液のどちらの通り道にもなるのが「尿道」です。中に弁があり、両方が混ざらないようにうまくできています。

また陰茎の多くを占めるのが、「海綿体」というスポンジ状の組織です。「陰茎海綿体」が左右に1つずつ、そしてその下に「尿道海綿体」が1つ通っており、尿道は尿道海綿体の中にあります。
特に大きいのは陰茎海綿体のほうで、ここに陰茎動脈から血液が流れ込むことで勃起が起こります。

普段は陰茎海綿体に血液が入ってこられないよう、陰茎動脈は「平滑筋」によって収縮した状態になっています。しかし性的刺激を受けると平滑筋が弛緩して動脈が広がり、陰茎海綿体に血液がドッと流れ込むのです。 一方、尿道海綿体は精液の通り道ですので、常に柔らかな状態を維持しています。

精子と男性ホルモンを作る「陰嚢」

一方、陰嚢は精子の工場になります。中に2つの「精巣(睾丸)」があり、ここで精子を作り出しています。精子は熱に弱いため、陰嚢は垂れ下がったような形をしており、体温よりも1~2度低い温度に保たれています。1日に作られる精子はおよそ5,000万~1億ほどです。

精巣で作られた精子は、その後「精巣上体」というところに運ばれてさらに成熟します。その間にも精巣ではどんどん新しい精子が作られますので、古くなった精子は分解されて体内に吸収されます。 また何度も射精するなどして一時的に精子が空になっても、約3日間で満タンに補充されるようになっています。

ちなみに精巣には精液の製造のほか、「テストステロン」の分泌という重要な役割もあります。精巣の「ライディッヒ細胞」で作られたテストステロンは、血管に入って全身に運ばれていきます。

射精と排尿のしくみ

性的刺激を受けて射精がおこなわれる際には、精巣上体に溜められていた精子が「精管」へと運ばれ、そこから「射精管」そして「前立腺」へと移動します。この途中で、精嚢や前立腺からの分泌液と混ざり合い、精液となります。
さらに精液は前立腺から尿道へと送られ、先端の尿道口から射精されるという流れです。

ちなみに尿の場合は、膀胱から直接尿道に入ります。ですから精液のほうが、尿道にたどり着くまでの道のりは長いといえるでしょう。
また勃起した陰茎では尿道が狭くなりますので、排尿がしにくくなる上、尿意も感じにくくなります。このように陰茎では、必要に応じて射精と排尿の両方がうまく切り替わるようになっているのです。

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