home > バイアグラの基礎知識 > ジェネリックのメリットデメリット

ジェネリックのメリットデメリット

2014年に日本国内でバイアグラのジェネリックの発売が開始されました。先発品と主成分は同様なものの安価に手に入れることができるとあって、高価なことが最大のネックだったED治療薬には朗報でしたね。安くて効果は同じ、といういいイメージが先行するジェネリックですが、本当にメリットばかりなのでしょうか。

本当に成分や効果は同じなの?

まず後発品であるジェネリック医薬品を製造する場合に必要なのは、先発品の医薬品の特許が切れていることです。一般的には先発品に含まれる主成分に与えられる「物質特許」とその効果や効能に与えられる「用途特許」が切れれば、ジェネリックは製造可能になります。ですがこの状態だとあくまで主成分が同じというだけでコーティング剤や錠剤、カプセルといった薬の形状までは同じにすることができません。

細かい部分まで同じにするためにはコーティング剤などの製法に与えられる「製法特許」と形状などの製剤技術に与えられる「製剤特許」が切れている必要があるのです。しかしジェネリックとして販売されている薬のなかには、先発品の製法特許や製剤特許が切れていないことも多く、胃のなかでの溶け方や副作用に違いが出てきてしまうこともあります。

さらに効果についても厚生労働省や製薬会社が発表している統計では±15%までの違いは誤差の範囲として、「同じ」という扱われかたをします。そのため厳密に先発品と効果が同じかどうかにこだわると、少々疑問が残る場合があるのです。

ですがバイアグラの場合はジェネリックでもコーティング剤や添加物、形状も同じものが発売されています。全く同じ、とはいかないもののかなり近いものが製造されていますので安全性や効果については安心してもよいでしょう。さらに日本のジェネリック医薬品に関する安全性についての基準は、世界的に見てもかなり厳しいものとなっています。そのため基準をクリアし、正規のルートで販売されているものであれば安全性に関しては折り紙付き、といっても過言ではないでしょう。

デメリットを避けたいなら医療機関を利用しよう

このように、日本国内で販売されているバイアグラのジェネリックであればほとんどデメリットはなく、安全に使用ができます。しかし同じジェネリックでも海外製の場合は安全性について疑問が残るものが非常に多く、偽物もかなりの数あります。そのためジェネリックは安心、というイメージだけで個人輸入などで海外製のジェネリックに手を出すことはおすすめできません。

もちろん海外にも、バイアグラのジェネリックであるカマグラという正規の薬があります。しかしこちらも医薬品ですので手に入れるためには、インド国内の医療機関で処方を受ける必要があり、個人輸入で本物を手に入れるのはかなり難しいといわれています。さらに偽物のなかには安全性を無視した製法で作られているものも多く、健康被害が出る可能性すらあるのです。

そのためジェネリックであっても医薬品であることには変わりありませんので、きちんと医療機関を受診し処方を受けるようにしましょう。とくに心臓病や糖尿病、高血圧などの持病を抱え、薬を常用している人は、飲み合わせによって命に関わることもありますので、きちんと知識を持った医師の処方を受ける必要があります。

Copyright© 2013-2019 知ってるようで知らない?「バイアグラ」の正しい知識 All Rights Reserved.