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EDと男性ホルモンの関係~「LOH症候群」とは何か?

EDの原因は人それぞれですが、中には「テストステロン」という男性ホルモンの減少が関わっているケースもあります。基準値を大きく下回る場合などは、ホルモン補充療法の対象にもなりますので、最近元気がない男性は1度調べてみることをおすすめします。

男性ホルモンの不足によって起こる「LOH症候群」とは

テストステロンは、主に精巣から分泌される男性ホルモンです。思春期に声変わりや陰毛の発毛などが起こるのも、テストステロンの作用になります。

こういった性徴に関わるもののほかにも、テストステロンには骨量や筋量の増加、性欲や性機能の向上などさまざまな働きがあります。また意欲や闘争心を高めるなど、精神面にも影響を及ぼします。

そんなテストステロンは、20代をピークに、その後は少しずつ分泌量が減っていきます。ただしその減り方が著しい場合、男性ホルモンの不足によってさまざまな症状が出てくる「LOH症候群」につながる可能性があるのです。 LOH症候群は「男性更年期障害」とも呼ばれることがあります。

たとえば筋肉量が減ってしまうことで肥満になりやすくなるほか、女性更年期障害と同様、のぼせやほてり、動悸や肩こりなどに悩まされる人もいます。また意欲に関わるホルモンなだけに、分泌量が減ると抑うつ感やイライラにつながることもあります。

中でも性欲と性機能の低下は、LOH症候群の中でも代表的な症状です。ですからED症状とともに性欲の減退が激しい男性は、テストステロンの減少を疑ってみることも必要でしょう。

LOH症候群の検査と治療法

テストステロンの量は、血液検査によって測定できます。テストステロンには「総テストステロン」と「遊離テストステロン」の2つがありますが、特にLOH症候群に関わるのは後者になります。

ホルモンの量は日内変動が激しいため、検査は午前中におこなわれることが一般的です。泌尿器科や男性専用のクリニックなどで受けることができますので、予約をした上で行きましょう。

テストステロンの基準値は年齢ごとに異なり、自分の年齢の平均値を下回った場合はホルモン補充療法が検討されることもあります。日本におけるホルモン補充療法は注射薬のみが認可されていますので、2~4週間に1度の頻度で通院し、治療を受けます。

実際、不足したテストステロンを外から補うことで、さまざまな症状が緩和された男性は少なくありません。また必要に応じてバイアグラなどのED治療薬も併用することで、さらに性機能が改善することもあります。

しかし女性の更年期障害と違って、LOH症候群はまだ広く知られているとはいえません。特に40代以上で原因不明の心身の不調に悩んでいる男性は、1度検査を受けてみてはいかがでしょうか?

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