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EDの原因~器質性EDと薬剤性ED

EDの原因は人それぞれです。中でも血管や神経系など、体の機能そのものに問題が生じているケースを「器質性ED」と呼びます。 また持病の治療などで使っている薬が原因で起こる「薬剤性ED」もあります。

器質性EDとは?

正常な勃起には、正常な身体機能が必須です。脳からの性的刺激は神経を通して陰茎に伝わり、それを受けて陰茎の動脈が十分に広がることで血液が海綿体に流れ込みます。 つまり神経と血管のいずれかに問題があると、EDが引き起こされるのです。

まず考えられるのは、加齢による動脈硬化です。誰でもある程度の年齢になれば、多かれ少なかれ動脈硬化が起こります。すると血管の内腔が狭くなりますので、血液が十分に流れ込まなくなってしまいます。

さらに糖尿病や高血圧といった生活習慣病を発症していると、なおさら動脈硬化は悪化します。実際、糖尿病患者さんではそれ以外の男性と比べて、EDにかかる確率が2~3倍高いとのデータもあるほどです。

また狭心症や心筋梗塞などの「虚血性心疾患」も、心臓への血流が悪くなることから起こるため、EDリスクが上昇します。虚血性心疾患のサインとしてEDが現れる場合もあります。

以上は血管に問題があるパターンですが、神経系に問題がある場合としては、外傷によって脳や陰茎周辺の神経が傷つくことが考えられます。たとえば交通事故や手術などが原因です。

神経にダメージがある場合はバイアグラなどの薬でも思うような効果を得られないことが多いため、海綿体に勃起を促す薬を注射する方法などが治療として選択されます。

薬剤性EDとは?

薬の中には、EDを引き起こすものがあります。

代表的なのは抗うつ薬や抗けいれん薬などの、中枢神経にはたらく薬です。勃起が起こるには、神経を通して性的刺激を陰茎に伝える必要があるため、その神経に影響を与える薬を使っているとEDになることがあるのです。

他にも、抗不整脈薬や利尿剤、降圧剤などの循環器に作用する薬も、血管に影響を及ぼすためEDの原因となることがあります。

またH2ブロッカーなどの消化性潰瘍治療薬も、男性ホルモンに拮抗するはたらきがあるため、長期間服用することによって性欲が低下しEDにつながる可能性があります。

こういった薬剤性EDを発見するためにも、問診の際には日常的に使用している薬について医師に話すことが大切です。他に問題がない場合は、薬を変えたり中止したりすることでED症状は改善されるでしょう。

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